sartoria YPSILON やじろべい理論　極上の春夏スーツ¥20万程ウエスト45股下76裾幅20

sartoria YPSILON やじろべい理論　極上の春夏スーツ¥20万程ウエスト45股下76裾幅20

あのフェリーニさんにスーツを仕立てた凄腕の日本人といえば、イプシロンの船橋さんですねえ。仕立て屋でありながらも、どこか哲学者のような雰囲気もございます。物理の世界に「相対性理論」があるならば、イプシロンには「やじろべい理論」がございます笑。後首元に支点を置いて、前後左右にバランスを絶妙に振り分けますと、これがやじろべいの様に釣り合い、実に着心地よく、生地も美しく落ち、最高のシルエットを描く。これぞ特許を持つイプシロン理論でございます。さてこちらはモデルROMA？でしょうか。フルート演者のガッゼローニさんに仕立てたモデルをベースとしております。ほぼ芯地のないマニカカミーチャ袖、大ぶりでやや高めにポイントを取りました優雅なラペル、美しいフロントラインに、やや長めのクラシカルな着丈。全体的にややスクエア気味のフォルム（ウエストラインはやや直線的）は、なんともクラシックなローマンスタイルの香りを漂わせております。スラックスはノータックのややゆとりあるテーパードストレート。クラシックでありながらも、どこか若々しく、軽やか、モダンな雰囲気も合わせ持っております。仕立てます生地は、イタリア名門ルイジボット社のシルクウール。柔らかくも適度に腰があり、控えめながらも優雅な光沢感がございます。落ち着いたグレー地に、チョークストライプのクラシック柄。背抜き仕立てですから、まさにこれからの季節にこそふさわしい一着。熟練の職人による国内縫製マシーンメイドですが、袖付け、襟のハ刺しなど、要所々は手縫い仕立て。ボタンホールは袖以外全て手縫い仕立て、各所閂止めも手縫い仕様と、カスタムオーダー故の拘った仕立てしております。ジャケットは、美品です。スラックスは、後身右ポケット角５ミリ程の生地の裂け補修跡画像18、ウエスト詰めがあります。やや胴囲寸が大きめでしょうか、オーダー品です故、少々マイサイズに補正して着込みますとより快適ですよ。全体的には着用感少なめでしょうか。船橋氏の説く、バランス理論の絶妙な着心地をこの夏、是非堪能して下さいな。

XL程度
ジャケット　
肩幅44胸囲56 胴囲53( 第二ボタン)着丈76.5袖丈64
袖口アキミセ仕様
スラックス
ウエスト45 股下76 裾幅20
4.5センチダブル
素材　ウール79 リネン21
色　ダークグレー系
参考仕立て代　￥20万程

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